2016年12月15日木曜日

依存させない

今日いらした整体のクライアントはMRI診断で腰椎の2か所ヘルニアがあり、坐骨神経痛。5月からほぼ月1回のペースで施術させていただき、今日が7回目の施術だった。

半年経ってヘルニア自体がどうなっているかは病院で検査を受けないとわからないが、日常レベルでは痛みは出なくなった。6月まではコルセットが必要だったがそれも必要なくなり、趣味の自転車もゴルフも再開されている。

そこで、これまで毎月来てもらっていたのを、今日は初めて「次回は2か月後にしましょう」と提案させていただいた。整体院の経営を考えると、毎月通ってくれる固定客を増やし、安定収入につなげるというのが定石だ。しかし、ウチはそこに疑問をもっている。

2か月期間を空ける代わりに、足首を丁寧に回すエクササイズを行ってもらうこととし、その動かし方の感覚をお伝えするのに相当の時間を割いた。ただ動かすのではなく、つま先とかかとを丁寧に意識し、全身に連動が伝わることを感じながら行う。


痛くなったらまた来ればいいと思っているお客さんは、こういうのは面倒がってなかなか受け入れてくれない。しかし今日の方ならできる気がしたので、トライしてみた。2か月後が楽しみだ。

自分で自分の身体をきちんと感じることができていれば、そうそう身体はおかしくはならないはずなのだ。しかし私も含めた多くの人が、クセや欲求の積み重ねで身体に負担をかけ、徐々に崩れていく。それを元に戻すには、感覚を正常化するのが最も理にかなっているというのが私の考え方だ。

もちろん生まれつきの骨の歪みなど器質的に無理な場合もあり、その場合は手術など病院のお世話にならなければならないこともあるかもしれない。しかし大抵の不調は、クセと欲求が身体の感覚を無視して暴走してしまうことによって生じるのだと考えている。

感覚を正常化するには、丁寧に触れることが一番だ。その触れ方を深めるのが私の課題だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿